8:20am。我が家を出発、少し曇で肌寒い。HWY I-5からHWY 205でオレゴン・シティー(Oregon City)へ。
街に入る橋の少し手前にビュー・ポイントがあり、そこから川向こうの、木々の中に見え隠れしている可愛いオレゴン・シティーの街や、街の郊外にある幅はほぼ川一杯ながら落差の小さな滝を見る。
9:30am市内に入り、オレゴントレイル開拓者資料館に行く。オレゴントレイルとは東部、中西部から西部を目指す開拓者が通った北米大陸西部横断ルートの一つ。10:30amの開館まで外の展示物をみる。建物の外部に大きな地図があり、ミズーリーからカンザス、ネブラスカ、ワイオミング州を通り、ロッキー山脈、アイダホ州のスネーク川を越え、オレゴン州のロンビア川に沿っての、2,000マイルに及ぶいくつかのルートが描いてある。
巨大な幌馬車をかたどった3つの建物内部に、ミズーリーの西部開拓の準備倉庫が再� ��してあり、当時のコスチュームを着たガイドの説明を聞きながら見学。食料、家財道具なども展示されており、当時の開拓者の生活を知ることが出来る。1840年代から南北戦争(1861〜1865年)にかけて多くの人が西部に向かい、約30万人がオレゴンを目指したとか。6ヶ月以上におよぶ過酷な3200kmの旅はどんなに大変だったか、当時の人々の苦労、開拓精神が偲ばれる。
東からミシシッピーを越えた辺りの、大平原では、木が殆どなく、バイソンの糞が唯一の燃料で、これを集めるのは子どもの仕事とのこと。 実物があったので、手にとって見たが直径20cmくらいの軽い円盤形で、子どもたちがフリスビー(Frisbee)のように投げて遊んだのが実感できた。
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